多数拉致、拷問や暴行 ウクライナ東部で親ロシア派
- 2014年7月11日
- 世界のニュース
【共同】国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは11日、ウクライナ東部で、この3カ月間に活動家やジャーナリストら数百人が拉致され、拷問や暴行を受けたと発表した。大半は親ロシア派武装集団の犯行で、女性を切りつけた例も確認。一方、政権側部隊も暴力を振るったと批判した。
報告によると、親ウクライナ活動家の女性ハンナさんは5月27日、ドネツクの自宅に押し入った親ロ派「ドネツク人民共和国」の男7人によって、ボーイフレンドと共に拉致され、6日間拘束されて性的暴行も受けた。
ハンナさんは、顔を殴られ、尋問者に「殺してやる」と脅されナイフで首や手、脚を切られたと説明。さらに、流れ出た血で「ドンバス(ウクライナ東部2州)を愛しています」と壁に書くよう強いられたと語った。
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