北朝鮮人権非難決議採択へ 18日にも、中国反対か
- 2014年11月17日
- 世界のニュース
【共同】日本と欧州連合(EU)が国連総会第3委員会(人権)に提出した北朝鮮の人権侵害を非難する決議案が18日にも採択される見通しだ。人権侵害について国際刑事裁判所(ICC)への付託の検討を安全保障理事会に促すなどこれまでで最も厳しい内容で、北朝鮮は反発し、EUなどに修正を働き掛けてきた。
米欧などの賛成多数で採択は確実とみられるが、中国やキューバなどが反対に回る可能性が高く、賛否の票数も注目点だ。
採択されれば、同委員会での北朝鮮の人権非難決議は10年連続となるが、戦争犯罪や人道に対する罪などに関わった個人を裁くことのできるICCへの付託についての言及は初めてとなる。
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