ロシア、原子炉28基を新設 プーチン大統領が方針

 【共同】ロシアのプーチン大統領は22日、原発政策をめぐり、2030年までに国内で28基の原子炉を新たに建設する方針を明らかにした。ロシアで現在稼働中の原子炉は33基で、原発依存度は大幅に高まる。タス通信が報じた。

 大統領は東京電力福島第1原発の事故にもかかわらず、原発技術の発展は止まらないと指摘。原発を廃止するのではなく「いかに安全を確保するかが問題だ」と語った。

 また核兵器について「人類はいつか核兵器を廃絶しなければならないが、遠い将来のことだ。ロシアが現段階で核兵器を一方的に削減すれば重大な結果を招く」との考えを示した。

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