知日派議員、評価二分 オバマ氏のアジア歴訪

 【共同】米下院で対日関係強化を掲げる議員連盟「ジャパン・コーカス」呼び掛け人のホアキン・カストロ(民主党)、デビン・ニューネス(共和党)両議員が4月30日、ワシントンで開かれたシンポジウムで、オバマ大統領のアジア歴訪への評価をめぐり対立する場面があった。

 ニューネス氏は、日米首脳会談で環太平洋連携協定(TPP)の日米交渉が合意に至らなかったことを「本当に大きな失敗だった」と酷評。オバマ政権に対し、今後も厳しい姿勢で臨む考えを強調した。

 一方、カストロ氏は、今回の歴訪がアジア重視の安全保障政策をアピールする「非常に重要な機会になった」と述べ、日本など4カ国の訪問は「成功したと思う」と持ち上げた。

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