スノーデン元職員を尋問へ 独議会、場所は未定
- 2014年5月8日
- 世界のニュース
【共同】米国家安全保障局(NSA)による盗聴問題で、ドイツ連邦議会(下院)の調査委員会は8日、米中央情報局(CIA)元職員スノーデン容疑者に証人尋問することを全会一致で決めた。元職員は現在ロシアに亡命中で、どのような形で実施するかは決まっていない。
調査委員会はドイツ情報機関の関与の有無などを確認したい意向。野党はドイツに召喚するよう求めているが、ドイツ政府は否定的で、テレビ電話による尋問のほか、議員がロシアを訪問することが検討されている。議会休会前の7月上旬までに行う予定。
NSAはドイツ国内で広範な情報収集活動を展開し、メルケル首相の携帯電話を長年にわたって盗聴していたとされる。
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