首都記念塔が再開 地震から2年9カ月
- 2014年5月12日
- アメリカ発ニュース
【共同】2011年の地震で損傷し、閉鎖されていた観光名所ワシントン記念塔が12日、約2年9カ月ぶりに一般公開を再開した。記念式典でジャービス国立公園局長は、修復工事の完了を宣言し「ぜひ戻って来てほしい」と内外の観光客に訪問を呼び掛けた。
大理石などで造られた高さ169メートルの塔は、初代大統領ワシントンの功績をたたえて1884年に完成した首都のシンボル。内部のエレベーターで展望台に上がると、首都最高の眺望を楽しむことができる。
しかし11年8月23日に起きたマグニチュード(M)5.8の地震で外壁などに多数の亀裂が入ったため、1500万ドル(約15億3000万円)の工費を投じて大掛かりな修復作業が続けられていた。
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