奄美の自然、世界遺産に 生物保護センター新装
- 2014年5月13日
- 日本発ニュース
【共同】鹿児島県・奄美大島の自然保護の拠点である環境省奄美野生生物保護センター(大和村)が、このほど新装した。アマミノクロウサギなど希少な動植物への理解が深まると好評で、センターは「世界自然遺産登録や国立公園指定を視野に整備した。学習と憩いの場にしたい」とPRしている。
島の固有種や希少種の説明は、パネルを使いこれまで以上に分かりやすくなるよう工夫した。外来生物マングースの駆除事業を紹介する展示にも力を入れた。
画面に触れると生き物の映像が流れるタブレット端末を設置。ヤドリコケモモなど希少植物が生きた姿で見られ、ウッドデッキからは周囲の森を飛ぶ野鳥も観察できるようになった。
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