首位カムリを猛追 米で中型セダン対決激化
- 2014年5月20日
- アメリカ発ニュース
【共同】日本と韓国の自動車メーカーが、米国で売れ筋となっている中型セダンを相次いで全面改良し、年間首位に立つトヨタ自動車の「カムリ」との攻防が激化している。ライバルの攻勢を受けるトヨタは今秋、約2000の部品を刷新してカムリを改良し「王者」の座を死守する構えだ。
カムリは2013年の米国での販売台数が40万8484台と、乗用車として12年連続首位となったものの、前年比0.9%の微増にとどまった。ホンダと日産自動車はそれぞれ新型車を投入。ホンダ「アコード」は10.5%増の36万6678台、日産の「アルティマ」は5.9%増の32万723台と好調だった。
今夏には富士重工業が「レガシィ」、韓国の現代自動車が「ソナタ」を全面改良して発売する。
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