中小向け新規貸出金を倍増 近畿大阪銀の中前社長
- 2014年5月21日
- 日本発ニュース
【共同】りそなグループの近畿大阪銀行の中前公志社長兼執行役員(53)は21日、共同通信のインタビューに応じ、中小企業の貸出先の開拓を進め、2014年度の新規取引先向け貸出金を13年度比で倍増に近い800億円とする目標を示した。
13年度は437億円だった。中前社長は「景気回復で設備投資に動く企業が出てくる。かゆいところに手が届くように(新規融資に)力を入れたい」と説明した。
具体的な取り組みとして、13年10月に配置した顧客開拓の専門チームの担当者26人を、ことし3月末に40人へ増強。中小企業の間でも関心が高まっている海外展開を支援する「国際事業室」も新設した。
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