ウルムチでテロ、31人死亡 朝市で爆発、94人負傷
- 2014年5月22日
- 世界のニュース
【共同】中国北西部の新疆ウイグル自治区ウルムチ市内の朝市で22日午前8時(日本時間同9時)ごろ、爆発があり、31人が死亡、94人が負傷した。国営通信、新華社が伝えた。公安省は「重大なテロ事件」と断定、同自治区で起きたテロとしては最大規模の惨事となった。ウルムチ市内は厳戒態勢が敷かれ、習近平国家主席は直ちに「強圧的」な封じ込めを関係部門に指示した。
習主席は4月下旬、同自治区を視察してテロ対策の徹底を指示したばかり。再びテロが発生したことは、習指導部に大きな打撃となった。
中国メディアなどによると、何者かが車2台で鉄製の防護柵をはね飛ばして朝市に突入。買い物客らを次々とはね、爆発装置を起爆させた。2台ともナンバープレートを付けていなかったという。十数回の爆発音とともに炎と煙が上がった。
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