新浪氏の社長就任内定 サントリーが臨時取締役会
- 2014年7月1日
- 日本発ニュース
【共同】サントリーホールディングス(HD)は1日、臨時取締役会を開き、ローソン会長の新浪剛史氏(55)を10月1日付で社長とする人事を内定した。1899年の創業以来、創業家以外から経営トップを起用するのは初めて。9月の臨時株主総会と取締役会で正式に決定する。
サントリーHDは国際派と目されている新浪氏を外部から招くことで、合併と買収(M&A)による海外展開の強化や、ことし買収した米酒造大手ビーム社との相乗効果を高めたい考えだ。
新浪氏は8月1日付でサントリーHDの顧問に就任する予定。ローソン会長も退任する見通し。2001年からトップを担ってきた佐治信忠会長兼社長(68)は会長職にとどまり、グループ全般の経営に目配りする。
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