精子阻み、後継者づくり シロアリ女王、京大解明

 【共同】雄と交尾して働きアリや羽アリを産むシロアリの女王が、後継者となる女王を産む時だけ、雄を必要としない「単為生殖」を行える仕組みの一端を京都大の松浦健二教授(昆虫生態学)のチームが解明し、17日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。

 雄が寄ってきても受精できないように、精子が進入する卵表面の穴が閉じられていた。松浦教授は「アブラムシやハエの仲間など単為生殖できる昆虫は多い。こうした繁殖法が生まれた理由を明らかにする手掛かりになる」と話す。

 単為生殖は、雄が必要な有性生殖と違い、次世代に自分の遺伝子だけを残せる。シロアリの女王が単為生殖で新たな女王を産むことは知られていたが、自分の遺伝子を残そうとする雄が積極的に女王に接触し交尾もするのに、なぜ単為生殖できるのか不明だった。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
STS Career

注目の記事

  1. 2026年6月1日

    AI時代の仕事術2026
    2026年、AIは「使う」から「任せる」へ 2020年以降、AIの進化は「生成能力...
  2. 植民地から合衆国建国へ 18世紀半ば、現在のアメリカ東海岸にはイギリスの支配下にある...
  3. 2025年12月1日

    就職&雇用ガイド2025
    監修 STS Career https://usfl.com/author/stscar...
  4. 2025年10月8日

    美しく生きる
    菊の花 ノートルダム清心学園元理事長である渡辺和子さんの言葉に、「どんな場所でも、美しく生...
  5. 2025年10月6日

    Japanese Sake
    日本の「伝統的酒造り」とは 2024年12月、ユネスコ政府間委員会第19回会合で、日...
  6. アメリカの医療・保険制度 アメリカの医療・保険制度は日本と大きく異なり、制度...
  7. 2025年6月4日

    ユーチューバー
    飛行機から見下ろしたテムズ川 誰でもギルティプレジャーがあるだろう。何か難しいこと、面倒なこ...
  8.        ジャズとグルメの町 ニューオーリンズ ルイジアナ州 ...
ページ上部へ戻る