日本人に注意呼び掛け 上海の総領事館

 【共同】中国上海市の日本総領事館は3日、同館が管轄する江蘇省で鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の患者がさらに4人確認されたことを受け、衛生管理に注意するよう在留日本人に呼び掛けた。

 総領事館はホームページで「生きた鳥が売られている市場などで不用意に鳥や家畜に近寄らないように」と注意喚起。人混みでは必要に応じてマスクを着用し、高熱や呼吸困難の症状が出た場合はすぐに医師の診断を受けるよう求めている。

 上海市に長期滞在している日本人は5万6000人以上と中国でもっとも多く、隣接する江蘇省にも1万人以上がいる。今回の鳥インフルエンザは計7人の感染が確認されており、うち上海市の2人は死亡した。

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