他の保有国の削減が条件 ロシアは否定的

 【共同】インタファクス通信によると、ロシアのウシャコフ大統領補佐官(外交担当)は19日、オバマ大統領による大幅な戦略核削減提案について、米ロ以外の保有国も核削減が必要だと述べた。米国の提案に事実上の前提条件を付け、2国間だけで大幅な核軍縮を進めることに否定的な姿勢を示した形だ。

 ロシアとしては、自国の核抑止力の低下につながるとして反対する米国の欧州ミサイル防衛(MD)計画で、米国が実質的な譲歩をしない限り、大幅な核削減には同調しない方針とみられる。

 ウシャコフ補佐官は、英国での主要国(G8)首脳会議の際に行われた米ロ首脳会談の場で、オバマ大統領が大幅な核削減を提案したことを明らかにし「ロシア側はこの核戦力削減プロセスには他の核保有国も参加する必要があると注文を付けた」と語った。

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