自由の女神、観光再開 NY、8カ月ぶり

 【共同】米独立記念日の4日、ニューヨークの観光名所、自由の女神の内部を含む一般公開が再開された。昨年10月のハリケーン「サンディ」で自由の女神がそびえるリバティー島が被災して以来、約8カ月ぶり。

 AP通信によると、自由の女神自体はサンディによる被災を免れたものの、島の大部分が水浸しとなり、フェリーの埠頭や歩道の敷石、電気設備などが被害を受けた。国立公園局が清掃やがれきの撤去に当たってきた。

 リバティー島ではこの日、ニューヨークのブルームバーグ市長らが出席して記念式典やテープカットが行われた。サンディで母親の自宅が被災したというヘザー・レイカムさんはAPに、公開再開は「(ニューヨーク)市と米国の『再生』を意味する」と語った。

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