反体制派は化学兵器使えず 米、政権側使用を示唆

 【共同】米国務省高官は21日、シリアの首都ダマスカス近郊で化学兵器攻撃により市民多数が殺害された疑いについて「反体制派が化学兵器を使う能力があるとは考えていない」と述べ、使用が事実ならばアサド政権側の攻撃の可能性が高いとの認識を示した。記者団に語った。

 これに先立ち、アーネスト米大統領副報道官は化学兵器使用疑惑について「深く懸念している」との声明を発表。アサド政権に対し、国連調査団による現地調査をただちに認めるよう要求した。

 国務省のサキ報道官も同日の記者会見で「アサド政権は隠すことがないのなら、調査団に無条件のアクセスを認めるべきだ」と指摘。さらに「すべての国が調査団の取り組みを支援すべきであり、その道義的責任がある」と述べ、アサド政権を擁護するロシアをけん制した。

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