押収物の限定閲覧認める 記者の知人拘束で英裁判所

 【共同】米政府による個人情報収集活動をスクープした英紙ガーディアンのコラムニストと同居するパートナーの男性が英空港で一時拘束された問題で、英国の裁判所は22日、男性から押収したパソコンなどの中身を英当局が「国の安全を守る目的」でのみ閲覧することが可能とする判断を下した。

 男性は18日、テロ対策法に基づき約9時間にわたり拘束され、携帯電話やパソコンなどを押収された。男性側はその後、押収物の中身を当局が見ないよう求める仮処分を申請していた。

 テロ対策法は空港などで個人を拘束する幅広い裁量を警察当局に認めているが、ガーディアン側は「拘束は違法で、一連の報道に対する明らかな脅し」と強く反発している。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る