日本が初の本格調査へ インドネシア新幹線
- 2013年10月16日
- 世界のニュース
【共同】インドネシアがジャワ島で高速鉄道建設を検討し、日本とインドネシアの両政府が、新幹線導入に向けた事業化調査を来年から開始することで合意したことが16日、分かった。中国、韓国など競合国に先駆けた初の本格調査で、50兆ルピア(約4500億円)規模とみられる大型案件の受注を目指す日本にとって大きな一歩になる。
交渉筋によると、調査を実施するのは国際協力機構(JICA)。JICAとインドネシア政府が17日にも覚書に調印する見通し。
新幹線システムなどの大型インフラ輸出は日本の成長戦略の柱。インドやマレーシアなどアジアの新興国でも売り込みを図っているが、日本が事業化調査で競合国に先行するのは異例。新幹線導入に向け弾みがつきそうだ。
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