記者の証言拒否許さず 米最高裁、秘密工作報道で

 【共同】米最高裁は2日、情報源を守るために記者が法廷証言を拒むことができるかどうかが争われた訴訟で、証言の拒否を認めるよう求めた記者側の訴えを退ける判断を示した。

 米政府の対イラン秘密工作計画を著書で暴露したニューヨーク・タイムズ紙のジェームズ・ライゼン記者が、司法当局から法廷証言を求められたが拒否。下級審の判断は分かれ、記者が上訴していた。

 最高裁は判断の理由を明らかにしていない。最高裁は1972年に情報源秘匿を認めない判断を示しており、記者側は判例を覆すことができなかった。オバマ政権が情報漏えいに厳しい姿勢で臨んでいることもあり、米メディアは今回の判断を深刻に受け止めている。

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