日米で共通仕様のスマホ ソフトバンク、開発効率化

 【共同】ソフトバンクは18日、日米で仕様を共通化した独自のスマートフォンを発売すると発表した。シャープ製の新機種で、昨年7月に買収した米携帯電話3位スプリントと初めて共同開発した戦略端末となる。開発の効率化で調達価格を抑えるとともに、品ぞろえを強化するのが狙いだ。

 端末の名称は「AQUOS CRYSTAL(アクオスクリスタル)」。国内では29日に発売、一括支払いの価格は5万4480円。米国でも近く販売を始める。

 画面の大きさは約5インチで、フレームを極力薄くした構造を採用。高音質のワイヤレススピーカーを標準でつけた。ワンセグや赤外線通信など多くの日本メーカーが採用する機能は省いた。

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