矢崎総業、1億ドルで和解 カルテル集団訴訟
- 2014年9月24日
- アメリカ発ニュース
【共同】自動車部品大手の矢崎総業(東京)は24日、米国での価格カルテルを巡る集団訴訟で自動車の購入者や販売店に1億ドル(約108億円)の和解金を支払うことで合意したと発表した。和解理由について「裁判の長期化が経営に与える影響や費用を総合的に判断した結果」と説明している。
集団訴訟は自動車の計器などの部品で価格カルテルがあったとしてミシガン州の連邦地裁で係争中だった。和解金の内訳は自動車の購入者に7600万ドル、販売店に2400万ドル。
矢崎総業は2012年以降に自動車部品の価格カルテルで日米欧などの当局から計約700億円の罰金の支払いを命じられている。
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