リベリア滞在男性が発熱 関空でも乗客、エボラ疑い
- 2014年11月7日
- 日本発ニュース
【共同】厚生労働省は7日、エボラ出血熱が流行している西アフリカのリベリアに滞在した東京都内の60代男性が発熱し、エボラ出血熱感染の疑いがあるとして国立国際医療研究センター(新宿区)に搬送したと発表した。関係機関によると、関西空港に到着した乗客1人の発熱も確認され、りんくう総合医療センター(大阪府泉佐野市)へ搬送された。
エボラ出血熱に感染した疑いのある患者が国内で見つかったのは、10月末の40代男性に続いて2人目と3人目。関西空港の乗客の国籍や滞在地は不明。いずれも、国立感染症研究所(東京都武蔵村山市)へ検体を送って検査することを検討している。
厚労省によると、60代男性は東京都町田市の診療所で「扁桃腺炎」と診断された。10月26日までの約1カ月間、ビジネス目的でリベリアに滞在。現地でエボラ出血熱患者と接触していないという。
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