ブルガリアで拘束の男送還 仏紙銃撃容疑者の知人か

 【共同】フランス風刺週刊紙銃撃事件のクアシ容疑者兄弟と近いとされ、ブルガリア当局に拘束されていた男が29日、フランスに送還された。同日中にパリでテロ担当の予審判事が事情聴取を行う。フランス公共ラジオなどが伝えた。

 男はハイチ出身でフランス国籍の28歳。1月1日にバスでブルガリアからトルコに向かい国境付近で拘束された。クアシ容疑者兄弟と長年の知り合いであることは認めているが、銃撃計画は知らなかったと話しているという。

 男は昨年12月30日に3歳の息子を連れパリ郊外の自宅を出発。妻が「シリアに向かったようだ」と当局に通報した。

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