15分でエボラ出血熱診断目指す 富士フイルムと仏機関研究

 【共同】富士フイルムは3日、エボラ出血熱に感染しているかどうかを15〜30分で診断できる手法を開発するため、フランスの公的研究機関「バイオアスター」と共同研究契約を結んだと発表した。判定に2時間半から6時間が必要な既存手法に比べ、最短で24分の1まで縮まることになる。年内の技術の確立を目指す。契約締結は2日付。

 研究ではインフルエンザの短時間判定に用いられている富士フイルムの診断技術を応用。バイオアスターがエボラ熱ウイルスの抗体を提供する。

 開発する手法では小型の分析装置を使うため、エボラ出血熱の発生している地域などへの持ち込みも容易になるという。

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