米自動車大手2社減益 14年12月期、リコール響く
- 2015年2月4日
- アメリカ発ニュース
【共同】米自動車大手3社の2014年12月期決算が4日出そろい、最大手ゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーターの2社の純利益が前期を下回った。相次いだリコール(無料の回収・修理)の費用が膨らんだ。
売上高はGMと「FCA US」(旧クライスラー)が増え、ガソリン安を追い風に地盤の米国でスポーツタイプ多目的車(SUV)など大型車の販売が好調だった。
GMの純利益は前期比26%減の28億400万ドル(約3300億円)だった。14年公表分で3000万台を超えた大量リコールをめぐり28億ドルの関連費用を計上したのが響いた。売上高は微増の1559億2900万ドル。北米や中国での販売が堅調で、世界販売台数は2%増の約992万5000台となった。
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