ダニエル・K・イノウエ上院議員生誕100周年記念日系史ドキュメンタリー映画3部作、全米無料配信〜Japan Hollywood Network

2024年9月7日、Japan Hollywood Networkは、故ダニエル・K・イノウエ上院議員の生誕100周年を記念し、日系アメリカ人の歴史を描いたドキュメンタリー映画3部作を全米で無料配信する。この取り組みは、Yakult U.S.A.の協賛で行われ、映画はすずきじゅんいち監督による「Toyo’s Camera」、「442」、「MIS」の3作品。

「Toyo’s Camera」は太平洋戦争中、日系アメリカ人が強制収容所に送られた経験を、写真家・宮武東洋の視点から描いた映画。彼はマンザナー収容所での生活を密かに撮影し、その写真は日系アメリカ人の苦難と歴史を語る重要な資料となっている。

「442」は日系人で構成されたアメリカ陸軍442連隊の活躍を描く作品。戦時中、家族が収容所に収容される中でもアメリカのために戦い、多くの犠牲を払いながらも数々の勝利を収めた彼らの物語が、戦争の英雄としての姿だけでなく、その背後にある葛藤と戦後の影響を描き出している。

「MIS」は日系二世で構成された秘密諜報機関、米軍情報部(MIS)の活動を追ったもの。MISは、太平洋戦争中に日本軍と対峙し、極秘任務に従事した日系アメリカ人の物語を中心に、その誇りと悲しみを描いている。

これらのドキュメンタリーは、故イノウエ上院議員の誕生日である9月7日から9月29日まで、Japan Hollywood Networkのウェブサイトで視聴可能。

故ダニエル・K・イノウエ氏は、日系人初のアメリカ連邦議会議員として知られ、442連隊の一員として戦った経験から、戦後も日系アメリカ人の権利擁護や戦時補償法の制定に尽力した。彼の遺産を記念し、これらの映画は日系アメリカ人の歴史を深く理解する機会を提供する。

映画の詳細や視聴方法については、Japan Hollywood Networkのウェブサイト(www.jhollywoodnet.com)を参照のこと。

■問い合わせ:info@jhollywoodnet.com

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