バークマン、レンジャーズへ ハミルトンの穴埋めなるか

 【共同】大リーグでダルビッシュが所属するレンジャーズが今オフ、通算360本塁打を誇るスイッチヒッターのバークマンを獲得した。指名打者での起用が濃厚で、引き留めに失敗したハミルトン(エンゼルス)の穴を埋める活躍が期待される。

 バークマンはテキサス州出身。レンジャーズと同じ同州に本拠を置くアストロズで1999年にメジャー生活をスタートした。カージナルスなどを経て再び故郷に戻れたことを喜び「体の状態が良ければ一塁や外野だってやる。出番に備えるだけだ」と入団会見で意気込みを話した。

 2010年は不振に陥ったものの、11年に打率3割1厘、31本塁打、94打点をマークし、カムバック賞を獲得。だが、昨季は右膝の手術を受け、32試合の出場にとどまった。再度の「復活劇」を期待し、1年で総額1000万ドル(約9億1000万円)もの大金を投じたレンジャーズのライアン球団社長は「万全なら、すごい数字を残すよ」と米メディアに語った。

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