マリ民主化へ包括支援 国連PKO求める声高まる

 【共同】ブリュッセルで5日開かれた西アフリカ・マリの安定化策を話し合う閣僚級国際会議は、マリの民主的な体制移行に向けて軍事、政治、人道の分野での包括的な支援を加速することで一致した。

 また、軍事介入したフランス軍に代わり、マリに展開して治安維持に当たる周辺国の連合部隊については、将来、国連の平和維持活動(PKO)に組み入れるよう求める声が高まった。

 マリ暫定政府はイスラム過激派に一時制圧されたマリ北部を解放して、7月にも全土で総選挙を実施し、正統政権を樹立する工程表を採択。今後、治安維持部隊を展開させる西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)などからは、マリ駐留が長期化すれば財政負担が重くなることから、国連PKO部隊派遣への期待が表明された。

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