金融機関はサーバー攻撃対策を ラスキンFRB理事

 【共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のラスキン理事は28日、アトランタ連邦準備銀行主催の銀行業に関する会合で講演し、金融機関がサイバー攻撃を受けた場合には情報流出や業務中断の恐れがあるだけでなく「数多くの顧客に不満を引き起こし、消費者の信頼は冷え込むか、あるいはまったく失われる可能性があり著しい風評リスクとなる」と述べ、インターネットバンキングなどの安全管理対策に十分取り組む必要があるとの認識を示した。

 理事は米経済や金融政策の見通しに言及しなかった。

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