「反対ならデモを」 銅山報告書でスー・チー氏

 【共同】ミャンマー北部ザガイン地域で進められる銅山開発について最大野党の国民民主連盟(NLD)党首、アウン・サン・スー・チー氏率いる調査委員会が「開発は継続すべきだ」との報告書をまとめたことに関連し、スー・チー氏は13日、銅山周辺を訪問、住民らに対し「(報告書に)反対する場合は、私の自宅前でデモをしたら良い」と発言した。

 スー・チー氏は「国と国民のために開発計画は進められなければならない」と主張。「私が率いる委員会の提案に反対するなら、私に抗議すればよい」と突き放した。住民ら約700人は同日、銅山の事務所周辺をデモ行進し「調査委員会は不要だ」と訴えた。

 銅山開発をめぐっては、警官隊による昨年11月の強制排除で、抗議行動をしていた僧侶ら数十人が負傷。住民の反発が強まっている。

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