スペイン王女を事情聴取へ 王室にまたダメージ

 【共同】スペインのフアン・カルロス国王の次女クリスティーナ王女(47)が、夫のウルダンガリン氏(45)の公金横領疑惑に関し今月27日に司法当局の事情聴取を受けることになった。フランス公共ラジオが3日、報じた。

 スペイン王室はここ2年ほど、ウルダンガリン氏の疑惑や国王による象狩り発覚などでイメージ悪化が進んでいたが一層の打撃となりそうだ。王室報道官は「司法当局の判断についてコメントしない」と述べた。

 ウルダンガリン氏は、運営していたNPOが集めた公金、数百万ユーロ(数億円)を横領した疑いがもたれている。同氏は王女ら他の王室メンバーの関与を否定してきたが、王女にも汚職の疑いがかかっているという。

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