新政権初の交渉スタート 温暖化対策で特別会合
- 2013年4月29日
- 世界のニュース
【共同】2020年以降の新たな地球温暖化対策の国際枠組みを話し合う気候変動枠組み条約の特別作業部会が29日、ドイツのボンで始まった。5月3日までの日程。11月にポーランドの首都ワルシャワで開く同条約第19回締約国会議(COP19)に向け、本格的な交渉がスタート。日本は政権交代後、初の国際交渉となる。
安倍晋三首相は温室効果ガス排出量を「20年までに1990年比で25%削減する」との民主党政権時代の国際公約見直しを指示。日本は現在、削減義務の枠組みから離れた状態だ。COP19までに新たな目標をまとめるとしているが、交渉での影響力低下が懸念されている。
締約国は2015年末までに、全ての国が参加する新たな枠組みの採択を目指している。特別作業部会では採択に向け、各国の利害調整を図るとともに、新たな枠組みが始動する20年までの各国の取り組みをどう強化するか協議する。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ