四つの秘密プログラム 米情報収集、輪郭現す

 【共同】米国家安全保障局(NSA)がテロ対策として、インターネット上や電話のやりとりを対象に四つの秘密プログラムを運用し、大量の個人情報を収集してきたことが17日までに分かった。「世界最大の盗聴機関」の活動実態が徐々に輪郭を現しつつある。

 16日付のワシントン・ポスト紙によると、四つはネットが対象の「プリズム」「マリーナ」のほか、電話が対象の「ニュークリオン」「メーンウエー」。

 プリズム、ニュークリオンは電子メールや通話の内容そのものを、マリーナ、メーンウエーはネット接続履歴や通話履歴など「メタデータ」と呼ばれる付随情報を収集するとされる。米中央情報局(CIA)の元職員エドワード・スノーデン氏が暴露したのはプリズムとメーンウエーに関するものだ。

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