高いハードルに反発必至 北朝鮮、核保有に変化なし

 【共同】日米韓3カ国が、ワシントンで19日に開催された外務省局長級会合で、北朝鮮との核交渉に簡単には応じない方針をあらためて確認した。非核化に向け、昨年2月の米朝合意より「さらに強い義務」の履行がハードルとして設定されたことで、核保有の既成事実化を狙う北朝鮮が反発するのは必至だ。

 「米国の核の脅威がある限り、自衛的な核抑止力は絶対に放棄できない」。朝鮮労働党機関紙、労働新聞は19日の論説で自国の核開発を重ねて正当化した。今月、米韓に直接協議再開を相次いで呼び掛け、対話ムードを演出したが、北朝鮮には一度手にした核兵器を手放す兆候はない。

 中国側発表によると、北朝鮮の金桂冠第1外務次官は19日の中朝戦略対話で「6カ国協議を含むあらゆる形式の対話に参加し、核問題を平和的に解決することを望む」と表明した。しかし、金次官は非核化に向けた自国の行動には触れず、北朝鮮側の公式報道は金次官が6カ国協議に言及したことすら触れていない。

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