関税協議に間に合わず 日本合流、出遅れ響く

 【共同】マレーシアで15〜25日に開かれる環太平洋連携協定(TPP)交渉会合で、日本の合流が、工業品や農産品の関税撤廃を扱う「市場アクセス」分野の協議に間に合わないことが11日、政府関係者への取材で分かった。合流する見通しの23日午後の段階で「市場アクセス」の協議日程が終わっているためだ。

 日本は初めて臨む交渉会合で、最大の焦点である関税撤廃の議論に加わることができない。参加の出遅れが実際の交渉に大きく響く形となった。

 ただ、国内産業への打撃が大きく、各国の利害が激しくぶつかる関税撤廃は、これまで目立った進展はないもよう。今回の会合でも大きく前進する可能性は低いとみられ、日本政府内でも「日本が交渉する余地は十分ある」との見方が強い。

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