787無線機撤去か点検を 米航空局が改善命令 ロンドンでの火災受け

 【共同】米連邦航空局(FAA)は25日、ロンドンの空港で12日に起きたボーイング787の火災の原因とみられている航空機用救命無線機(ELT)の撤去か点検を、航空各社に求める改善命令を公表した。

 FAAの基準は航空業界に大きな影響力があるとされ、各国の航空当局も同様の措置を各航空会社に促していくとみられる。

 英事故調査当局は、燃焼部位と一致する場所にあるELTの不具合が火災原因となった疑いがあるとして、FAAにELTの使用停止に向けた措置を求めていた。

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