米から秘密資金か 英紙、情報収集協力で

 【共同】英紙ガーディアン(電子版)は1日、米国家安全保障局(NSA)が英政府の通信傍受機関、政府通信本部(GCHQ)に対し、過去3年間で1億ポンド(約150億円)以上の多額の資金提供を秘密裏に行ってきたと報じた。情報収集活動での協力関係を維持し、影響力を確保するためだとしている。

 米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン容疑者から入手した資料で確認したという。

 同紙は、GCHQが米国の資金提供が減る事態を恐れ、NSAからの要求に応えようと「必死になっている」と指摘。GCHQが情報収集をめぐる英国の規制の緩さを「セールスポイント」として、米側の歓心を買おうとしているとも伝えた。GCHQの米国依存の深さを懸念する声も上がりそうだ。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る