19歳瀬戸が金メダル 個人メドレー初の世界一
- 2013年8月5日
- スポーツニュース
【共同】水泳の世界選手権最終日は4日、バルセロナで行われ、早大1年の瀬戸大也(19)=JSS毛呂山=が男子400メートル個人メドレー決勝を4分8秒69で泳ぎ、金メダルを獲得した。四つの泳法の総合力を競う個人メドレーで、五輪も含め日本人初の世界一に輝いた新鋭は「今まで泳いだ中で一番速かった」と満面の笑みで表彰台の真ん中に立った。
金メダル有力候補だった同学年のライバル、萩野公介(18)=東洋大=は終盤に失速して5位に終わった。昨年のロンドン五輪で代表入りを逃し、萩野の陰に隠れた存在だった瀬戸は初出場の大舞台で世界を驚かせる番狂わせを演じた。
1973年に始まった世界選手権の競泳で日本選手が頂点を極めたのは、男子平泳ぎで2003、07年に計3度優勝した北島康介(日本コカ・コーラ)、09年の同背泳ぎの古賀淳也(第一三共)に続いて3人目だった。
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