「今こそ大胆な一歩を」 核なき世界実現で独元外相

 【共同】ベルリンの駐ドイツ日本大使公邸で6日、広島、長崎の原爆犠牲者を追悼するコンサートが開かれた。ドイツのゲンシャー元外相(86)がこれに先立ち講演し「今こそ大胆な一歩を踏み出すときだ」と述べ、米ロ首脳に対し「核なき世界」の実現に向け、一刻も早く交渉を開始するよう強く求めた。

 ゲンシャー氏は西ドイツ時代の1974年から、東西ドイツ統一後の92年まで外相を務めたドイツ政界の重鎮の一人。

 北大西洋条約機構(NATO)は現在、ドイツ、ベルギー、トルコなど5カ国に米国の戦術核を計200発前後配備しているとされる。ゲンシャー氏はこれを「冷戦の遺物」と呼び、ドイツからの撤去を要求した。

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