盗難名画は「無傷」 公判で被告弁護人

 【共同】昨年10月にオランダのクンストハル美術館からモネやピカソの名画が盗まれた事件で、首謀者とされるルーマニア人の男ら6人の公判が13日、ブカレストで始まった。弁護人は盗まれた絵画7点は燃やされず、すべて無傷で残っていると述べた。ロイター通信などが伝えた。

 首謀者の母親は当初、当局に対し、証拠隠滅のために絵画を焼却したと供述。ストーブの灰を鑑定した専門家は、油絵3点が燃やされた可能性があるとしていた。母親はその後、供述を翻しており、絵画の行方をめぐる謎は深まっている。

 弁護人によると、被告らは絵画をオランダ当局に引き渡す代わりに、ルーマニアに比べて刑罰が軽いオランダで裁判を開くことを求めているという。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る