化学兵器疑惑で緊急会合 シリア情勢、国連安保理

 【共同】国連安全保障理事会は21日、緊急会合を開き、シリアの首都ダマスカス近郊グータなど数カ所で化学兵器が使われ1300人以上が死亡した疑いが持たれている問題を協議した。

 確認されれば未曽有の規模の化学兵器攻撃となる同問題について、反体制派はアサド政権による攻撃だと指摘する一方、政権側は否定。安保理は米欧理事国とロシアの深刻な対立が続いて明確な態度を示せないとの見方が強い。国連の存在意義が厳しく問われる可能性もある。

 会合は米国、英国、フランス、韓国、ルクセンブルクが要請した。米国などは、現在シリアで別の化学兵器使用問題を調べている国連調査団が今回の現場も調査することを認めるよう、安保理としてシリア政府に求める構えを示している。

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