新興国の危機封じ込め 「必ず支援」とIMF

 【共同】国際通貨基金(IMF)の朱民副専務理事は13日、米国の量的緩和縮小の影響で新興国が金融不安に見舞われるなどの問題が起きた場合、「十分な準備をもって必ず支援する」と述べ、危機を封じ込める姿勢を示した。中国遼寧省大連市で開かれた国際経済会議(夏季ダボス会議)の会場で記者団の取材に答えた。

 緩和縮小に踏み切るかどうかを判断する米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控え、国際市場の動揺を抑える狙い。

 インドのルピーやブラジルのレアルなど新興国通貨は、米緩和縮小の観測をめぐって金融市場が動揺する中、対ドルで急落し、インフレが加速するなど経済が打撃を受けている。量的緩和の縮小が決定されれば、通貨安が一段と進む恐れがあり、警戒感が広がっている。

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