シリア安保理決議採択 化学兵器全廃義務づけ 違反には強制措置

 【共同】国連安全保障理事会は27日夜(日本時間28日午前)、シリアの化学兵器全廃を義務づける決議案を採択する。安保理がシリア問題で実質的な拘束力のある決定を下すのは初めて。米ロ合意から10日余りで、シリアの化学兵器問題は全廃に向け大きく前進する。

 これに先立ちオランダ・ハーグの化学兵器禁止機関(OPCW)は同兵器の廃棄計画を決定する。安保理決議案は同計画を支持しシリア政府に実行を義務付けた上、違反した場合は制裁など強制措置をとると定めたが、その実現には新たな決議を要する内容になっている。

 しかし化学兵器はシリア問題のごく一部で、内戦の死者は増加の一途。今回の合意をテコに安保理各国が和平実現へ協力することが求められる。

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