シリア難民500万人超も 国連予測、14年末までに

 【共同】内戦が続くシリアからの難民の数について、国連が現在の約200万人から2014年末までに500万人以上に達すると予測していることが分かった。ロイター通信や中東の衛星テレビ、アルジャジーラなどが7日伝えた。

 シリアの人口約2100万人(12年推定)のうち約4分の1が難民になる計算だ。

 ロイターが入手した国連の文書によると、国連人道問題調整室(OCHA)は「最もあり得るシナリオ」として、内戦が今後も激化すると指摘。難民の数は今年12月までに320万人となり、14年中にさらに200万人増えるとみている。

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