大イベントに複雑な思い 途上国には「温度差」も IMF世銀総会・仙台会合

 【共同】国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会の特別イベントとして開かれた「防災と開発に関する仙台会合」では、東日本大震災の教訓を日本から世界に発信し、防災への決意を新たにした。ただ、会場の仙台市では、被災地の復興が道半ばの中での大々的な国際会議に複雑な反応も見られた。途上国の参加者には「防災よりも貧困解決が先だ」という意見もあり、運営側との温度差が浮き彫りとなった。

 2日間にわたる会合は日本の震災の経験を… 続きを読む

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