田中将、初の実戦へ 球団は調整に細心の注意

 【共同】大リーグ、ヤンキースの田中将のオープン戦デビューが3月1日のフィリーズ戦に決まった。前日に打撃練習で投げた田中将は、25日はフロリダ州タンパで投球練習をせず軽い調整。登板日が発表される前に球場を後にし「きのう投げたからといって、特別何か(体に変化が)あるわけではない」と話し、順調さを口にした。

 チームは慎重に調整を進めさせている。投球練習の回数や球数はベテランの黒田とほぼ同等に抑えた。日本と比べて滑りやすいボールや硬いマウンドでの投げ込みによる疲労や負傷を避けるため、細心の注意を払っている。

 1日の登板は2イニングか35球がめど。田中将は3番手でマウンドに上がる。指揮官は「登板間隔を空けていくと思う」とレギュラーシーズンと同じ中4日にこだわらずにオープン戦の登板日程を組むという。

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