ぜいたく司教、正式辞任 バチカン

 【共同】ローマ法王庁(バチカン)は26日、ぜいたくな生活ぶりに批判が集まっていたドイツ西部リンブルク司教区のテバルツファンエルスト司教が昨年提出した辞表を受理し、司教が正式に辞任したと発表した。後任が決まるまで、代理の司教が同司教区を管理する。

 テバルツファンエルスト司教は、住居である司教館の建設に高額を費やしたり、飛行機のファーストクラスを利用したりして批判を受けていた。既に昨年10月、司教区を一時的に離れるよう命じられ、事実上の「追放」処分となっていた。

 ローマ法王フランシスコは清貧をモットーとし、聖職者や信者らにも質素な生活態度を求めている。

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