米、影響力行使を説得 核実験阻止へ中国に

 【共同】米国のデービース北朝鮮担当特別代表は17日、中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表と米国務省で会談した。北朝鮮が言及している「新たな形態の核実験」や長距離弾道ミサイル発射の阻止に向け、中国による影響力行使を説得する構えだ。

 両代表は北朝鮮への対応をめぐり14、15日にニューヨークで会談しており、17日が協議最終日。米国務省高官は16日、記者団に対して「北朝鮮が愚かな行動を取らないよう圧力をかけるために米中は密接に連携している」と述べた。

 一方、中国政府は北朝鮮に対する影響力には限界があり、過度に圧力を加えれば朝鮮半島の不安定化を招くと主張。挑発行動抑止のためには対話が必要だとして、中断している6カ国協議再開に向けた柔軟対応を求めているもようだ。

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