アジア担当組織の新設提言 米上院委が報告書

 【共同】米上院のメネンデス外交委員長(民主党)は17日、オバマ政権のアジア重視戦略「リバランス(バランス調整)」に関する報告書を公表、対アジア経済政策の戦略的な立案機能を強化するため、国務省の経済部局に東アジア・太平洋担当の組織を新設するよう提言した。

 報告書は、リバランスが「安全保障の要素と外交、経済、社会の要素を十分に調整する必要がある」と指摘。「中国の建設的で有益な発展を奨励し、具体化するよう模索するべきだ」と明記するなど、対中関係に配慮した内容が目立っている。

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