治安機関再建「調和が鍵」 NYで国連高官ら討論会

 【共同】紛争などが終結した国で、軍や警察といった治安機関をいかに再建するかについて議論する討論会が22日、ニューヨークで開かれた。参加した国連高官などからは、特定の部族やグループに偏らず、調和の取れた要員構成を実現することが鍵になるとの意見が相次いだ。

 紛争後の平和構築に積極的に取り組む日本が中心となって開催。梅本和義国連次席大使は、日本がアフガニスタンや東ティモール、シエラレオネで治安機関の再建に協力した経験から「(部族などを)包括的に取り込むことの重要性を十分に認識した」と振り返った。

 その上で、再建にあたっては「戦時下の(反政府勢力などの)敵をどの程度、採用すべきか」「(部族や出身地域ごとに採用枠を割り当てる)クオータ制導入は効果的か」といった難しい検討課題があるとも指摘した。

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